ECHO通信

実体が見えるもの、見えないもの【5月予定表】

5月の予定表はこちら↓
2023年5月予定表

 

5月の連休の時期になりました。

暖かくなり、また京都には観光の方がたくさんお越しになるのでしょうね。

特に出かける予定はないのですが、いい天気が続くと活動的な気分になりますね。

 

先日「物価とは何か」という本を読みました。

私はYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」のファンでありサポーターなのですが

その中でこの本が紹介されておりました。

経済については苦手意識があり、少しでも知っておかないとな、と思って読み始めました。

物価は蚊柱のようなものだ、という例えは非常に取っつきやすかったです。

また物価の変化を地震(本震と余震)に例えたりなど、苦手な自分でもイメージのしやすい比喩が使われておりました。

個人的にはバブルの中でも物価はほぼ安定していた、というのは知りませんでした。

1990年生まれですのでバブルの記憶はありませんが、もし体験していても気づかなかったかもしれないですね。

 

学校で教わる学問にもいろいろありますが

やはり難しいのは、実体が見えない学問だと思います。

私が経済(特にマクロ経済になりますか)が苦手な理由がこれです。

手に取って見ることができないので、話だけを聞いてもイメージがつかめず苦労しました。

理科の生物や数学の計算、国語の漢字など目に見えるものとは違い

社会制度や、理科でも物理の目に見えない力の働きなどは、苦労する子が多いかもしれませんね。

 

難しいことを難しいまま理解する、ということも大切なのですが

特に小学生、中学生については分かりやすく、かみ砕いた説明をする。

その際にその子の年齢に合った、適切な比喩を用いること。

「物価とは何か」を読んで、授業をする上でのヒントにも少しなったような気がします。