6月になりました。

ようやく学校が再開されますね。

どうやら出席番号を奇数・偶数に分けて、別々に授業をする学校が多いようです。

感染対策として、生徒間の距離を離すためですね。

6月から通常通り、平日１５：００、土曜１７：００の開校となります。

さて、普段私が指導する上で気を付けていることは

「子どもにこうなってほしい」「これができてほしい」

また

「これはできないといけない」「やっておくべき」

というのは、私の願いだと自覚することです。

社会的に見て、常識的に、できないといけないだろう、ということもあります。

しかし、それもまた大人の願いです。

子どもがやりたいかどうかは別問題です。

お子さんの話を聞きます、と言いながら

心の中では「なんとか説得してやらせよう」「こういう風にコントロールしよう」

と思っていたのでは、結局子どもの願いは聞き入れられないことになります。

一方通行のコミュニケーションになってしまいます。

言葉では言わなくとも、思っていれば必ず伝わってしまいます。

そうではなくて、お互いが対等で双方向的な学びを目指したいと思っています。

私は自分の知っていることを教えます。

また逆に、子どもたちから知らないことを教えてもらうこともあります。

大人は変わらなくて良いのでしょうか？

大切なことは、ただ話を聞くだけではなく、自分の心から共感することです。

そして子どもとの関わりを、自分が成長する学びのチャンスだと意識することです。

自分の話を聞いてくれて、先生が変わってくれたら

子どもたちは嬉しいんじゃないでしょうか。

そして「大人って悪くないな」と思ってくれるんじゃないかと

そういう風に思っています。